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【試し読み】鹿島アントラーズユース・中村幸聖監督「タイトル獲得に貢献する選手を育てていく」【インタビュー】

【試し読み】鹿島アントラーズユース・中村幸聖監督「タイトル獲得に貢献する選手を育てていく」【インタビュー】

※2月22日発売の「yell sports 茨城 vol.11」の記事から一部を抜粋して掲載します。

土居聖真、鈴木優磨。
現在チームに不可欠な2人はいずれもアカデミー出身だ。
アントラーズが「常勝軍団」であり続けるためにも
アカデミーのさらなる発展が求められている。
そこで新年度からユース監督に就任する中村幸聖監督に
ユースチームの指導理念と今後のビジョンについて伺った。

エンブレムをつける意義
スピリットを浸透させる

Q.新年度からユース監督に就任します。
「現役を引退してからアカデミーの指導者を10年以上やってきました。これまでユースチームはトップに選手を輩出していくことを目的とし、プレミアリーグという競争力のある環境で切磋琢磨しながら強化が行われてきました。今回ユース監督に就任するにあたって、ピッチ内だけでなく、学校生活や寮生活も含めて、熊谷浩二前監督が苦労しながら築いたものを継承しながらよりユースからトップに選手を輩出できる環境づくりを進めていきたいと思っています。そして、次にバトンを渡すのが自分の役割だと思っています」

Q.近年、毎年ユースからトップに選手を輩出しています。また、プレミアリーグでも優勝争いを繰り広げています。アカデミーの進化を感じられているのではないでしょうか?
「首都圏や西日本のクラブに対しても互角に戦えるようになってきたかなという実感はあります。特に私はジュニアとジュニアユースで指導してきて、首都圏のチームとの差を非常に感じてきました。しかし、ジュニアとジュニアユースでノルテとつくばと鹿島の3つのチームで継続した育成をしながら、ユースでは熊谷前監督がプレミアリーグで優勝争いできるチームに鍛え上げ、さらに持続しきたという印象を持っています」

Q.首都圏のクラブと差を感じる部分はどういったところでしょうか? 一方、アントラーズとして特化しているところはどこでしょうか?
「どうしても周辺地域の人口の差はありますよね。それだけ首都圏のクラブは豊富な人材の中から選手を選抜することができている。セレクションを受ける人数が違いますね。でも、そこは仕方ないこと。我々としましては、国内外でタイトルを取り続けているトップチームのフィロソフィーやアイデンティティーをアカデミーでも指導者と選手が持つことを意識しています。それが結果につながっているんだと思っています」